活動方針

【活動総括・方針】

  令和4年度(2022年度) 方針

  新型コロナ感染拡大に対して、医療体制等の社会的な対応は徐々に進んでいるものの、その影響を
 払拭できる状況にはまだ至っていない。その為、本年度も事業開催に際しては感染拡大防止策を前提
 としながらの開催、いわゆる「withコロナ(新型コロナウィルスと共に生きる)活動」を推進し、
 スポーツの持つ力を通じて一歩一歩日常生活を取り戻す事を目指す。

  スポーツ協会の目的は、八幡市民のスポーツの核として組織の充実(スポーツインテグリティの向
 上)・強化を図るとともに、市民の体力向上と健全な精神を養い、健康で活力ある市民生活の場づく
 りを推進する事にあり、身近にどこでも、誰とでもスポーツ・レクリエーション活動に親しみ、交流
 できる事業を引き続き計画推進して行く。

  その為に構成4団体の発展と相互の融合を図りながら、生涯スポーツの推進と競技力の向上に向け
 て各種事業を行う。
 

(本部事業)

 1.4大事業については、コロナ感染状況を鑑みながら可能な限り開催実施に努める。

   特に感染対策を強化するとともに実施時の負担軽減に取り組む
 

  1) 市民総合体育大会開会式

    参加人数の絞り込み等規模を縮小しての開催を図る

  2) スポーツカーニバル

    昨年大好評であり本年の実施要望も高く、各種目が身近に手軽に体験できるように内容の充
    実、そして実施側の負担軽減も図る

  3) 市民マラソン大会

    可能な限り参加対象者、実施種目を例年の開催規模に戻し実施する

  4) 初春のつどい(ウオークラリー&お茶を一服) 文化協会との共同事業

    事前PR内容等を見直し、参加者層の拡大(若年層へ)を図る

 

 2.ホームページの充実により、情報発信の強化、加盟団体の活動PR強化を図り、市民に身近な
   スポーツ協会を目指す。

   ・書面主体の事務連絡から、可能な限りEメールの活用度をアップし事務処理の効率化に取組む

   ・キッズ教室の充実と拡充を図る。

   ・障がい者スポーツ大会の運営に協力する。

 

(スポーツ少年団)

     1.団員拡充の取り組みを図る

  2.スポーツインテグリティ向上の取り組み準備を図る

     ガバナンスコードに適合した組織運営を進める

  3.新しい公認指導者制度における資格取得を進める

     新規指導者には受講を必須としてすすめる    

  4.日本スポーツ少年団の方針である「地域のスポーツクラブへ」の取り組みを昨年度に引き続き
     進める

  5.他市との交流大会を積極的に取り組む

  6.ACP活動としての「キッズ教室」運営を推進する

 

(競技種目連合)

   ・府民総体の上位入賞を目指し、不参加競技団体の再構築を図る

   ・府民総体マスターズ大会を積極的にPRし、参加を促す

   ・構成3団体(競技種目連合、レクリエーション連合、地域体振連合)相互の交流を図る為
    
の交流大会を開催し相互理解を深める

   ・他市との交流大会をより積極的に実施し相互の交流を図る

 

(レクリエーション連合)

   ・ホームページの積極活用により情報発信機能を強化し、加盟団体の活動を下支えし利便性
    
を高める

   ・加盟団体の活動を幅広くPRする為に、紹介ビデオ(動画)を作成しスポーツ協会ホーム
    ページに掲載する等により、市民参加を促し会員増に向けて事業の充実を図る

   ・目的別の分科会を設置し、構成4団体の枠組みを超えたコラボレーション企画の立案・実践に
    より会員の増強を図る

 

(地域体振連合)

   ・地域体振加盟団体の増加に努める

   ・地域のスポーツ振興の活性化に向け、ニュースポーツの推進に取り込む

   ・加盟3団体の交流を図る 



 令和3年度(2021年度) 総括

 

  1年延期となり2021年開催となった“東京2020オリンピック・パラリンピック”が緊急事態宣言下で
 の
開催となった事に象徴されるように、2021年度も前年に続きコロナ禍での活動を余儀なくされた
 年となり、スポーツ協会の本部、及び加盟各団体も予定していた活動を計画通りに実施する事は出来
 なかった。

    しかし、このような状況下でも可能な限りの開催を目指し、新型コロナ感染が沈静化した年度後
 半にかけて「やわたスポーツカーニバル」、「市民マラソン大会」、「初春のつどい・ウオークラリ
 ー&お茶を一服」が開催できた。開催に際しては、事業規模・内容の最善化を図り、感染対策の実践
 等関係者にて工夫を加え一部運営上の混乱もあったが、主催者、参加者の理解・協力のもと開催でき
 た事は大きな成果であった。

   今後、各事業の開催には感染拡大防止対策が必須であり、その意味においても上記の事業開催によ
 り得た実践経験は、コロナ禍でのイベント開催のノウハウとして、各加盟団体の活動にも活用、共有
 できるものと考える。

 

(本部事業)

1.各種イベント開催

   1)「やわたスポーツカーニバル2021」(10月23日開催)

    広く市民の皆さんにスポーツに親しんでいただく事を目的に各種競技の体験の場を提供。
   1年延期での初開催となったが、体験可能20種目に延べで1,513名に参加いただき大好評を
   得ると共に、次回開催にも大きな期待が寄せられた。

   2)「八幡市民マラソン大会」(12月5日開催)

      昨年はコロナ禍で中止となったが、今年度は感染拡大を考慮し規模を縮小(対象者を八幡市
   在住・在勤・在学者に限定、ハーフ種目を中止)しての開催としたが、573名の選手
が参加、
   久々のマラソン競技を楽しんでいただいた。

   3)「初春のつどい」ウオークラリー&お茶を一服(1月9日開催)

   文化協会との共同開催、感染拡大を考慮し“お茶を一服”は中止としたが、ウオークラリーには
   参加120名の皆さんに、歩くことの喜びを楽しんでいただいた。

   4)「府民総体」

   コロナ禍で予選会、本大会とも中止が相次いだが、予選会を8競技で実施、府民総体本会へ
   10競技が参加した。

   ゲートボール競技のマスターズ大会を八幡市民グランドで開催(10/28)

   5)「生涯スポーツ指導者研修会」 (11月20日開催)

   “再確認!スポーツの価値~オリパラは特別じゃなかった」”のテーマにて、オリパラに競
   委員として参加した坂東 美紀様(京都府スポーツ協会)より世界トップアスリートのマ
インドや
   日常の振舞等について紹介いただいた。

 

2.協会運営

  ・情報発信活動として、八幡市スポーツ協会のホームページを主体に実施してきたが、周知不足
   もあり利用はまだまだ低調。更なる内容の充実とタイムリーな情報発信が必要。

 

(スポーツ少年団)

  1.団員拡充の取り組み

    ・2021年度の登録団員数は昨年度より増加した

    ・新型コロナウィルスの影響で親子スポーツ体験教室を実施できなかった

  2.アクティブチャイルドプログラム(ACP)活動の支援と未就学団員の活動支援 

    ・ACP活動(キッズ教室)の参加者は少なかったが新型コロナウィルス感染拡大のため、
     約1/3もの日程が休止となった 

  3.公認指導者制度改定への対応

    ・日本スポーツ協会資格制度変更に伴い2021年度から本格的にスタートコーチ(少年団)の
     資格取得のための講習会が開始され、八幡市スポーツ少年団の受講生があった

  4.日本スポーツ少年団では「スポーツ少年団改革プラン2022」策定に動き出した

    ・八幡市スポーツ少年団としての取り組みを検討することとなった

  5.他市との交流大会を積極的に取り組む

    ・新型コロナウィルスの影響でほとんどの交流事業が中止となった

  6.子供スポーツフェスティバル(2月)、親子スポーツ体験教室(3月)

    ・共に新型コロナウィルスの影響で実施できなかった

  7.ガバナンスコードに適合した組織運営の取り組み準備を始めた

 

(競技種目連合)

  ・全体的にコロナウィルスの影響を受け活動は制限されたが、そんな状況下でも各加盟団体が
   感染対策をしっかり実施し、三大会は開催予定33大会中19大会を開催した。

   府民総体も一部中止される状況ではあったが、10競技が参加を果たした。

  ・スポーツ交流会(3月)は、新型コロナウィルス拡大の影響で中止した。

 

(レクリエーション連合)

  ・加盟4団体の会員は比較的年配者が多くコロナ感染拡大防止の観点より、交流や活動は積極的に
   は推進しなかった。

   会員増に向けた団体相互の活動発表、一般参加者を含めた体験交流会も同様となった。

  ・このような状況下でも、日程変更等の工夫により三大会については開催予定12行事中7行事を
   開催した。

 

(地域体振連合)

  ・コロナウィルス感染拡大防止の観点より、加盟団体の増加促進活動は実施できなかった。

   生涯スポーツ「カローリング」(2月)も中止となり、地域体振間の交流はできなかった。

  ・このような状況下でも、コロナ感染鎮静化の時期に三大会開催予定7行事中2行事を開催した。